プレゼンは、「目的」「形態」「手段」などのさまざまな視点から分類することができます。
プレゼンの目的は3つに分けることができます。
本検定試験で取り上げるのは、「1 説得するためのプレゼン」と「2 情報を提供するためのプレゼン」になります。
相手がどのような要求をしているのか、何に困っているのかを理解することが大事です。広く情報収集を行い、背景や相手を知ることが必要です。
知っているすべての情報を伝えることが必ずしても最良とは限りません。
伝える相手やプレゼンの目的によって、伝えるべき内容を整理して必要な情報だけを伝えます。
相手が理解しやすいように相手のレベルを考えた用語の使い方や説明の仕方をするなどの工夫をし、伝えたい内容が十分に伝わるようにします。
ユーモアが感じられる笑いを誘う話や知的好奇心を刺激するような話などを取り上げるとよいでしょう。
ただし、その場の雰囲気を壊さないように目的にあった内容の話をしなければなりません。
プレゼンを形態で分類すると、次の4種類になります。
本検定試験で取り上げるのは、主に「1 提案・説明形式」になります。
現状分析や聞き手のニーズの分析を正しく行って、明確な内容に組み立てる必要があります。
スライドを使った説明や配布資料は必ずしても必要とは限らず、口頭だけのプレゼンになることもあります。
発表者から聞き手への一方通行的なプレゼンです。
できれば、プレゼンの最後に質問の時間を設けて、聞き手の疑問に答えるようにします。
面談形式では、配布資料は使わないのが普通です。
本検定試験で取り上げるのは、「1 デジタルによるプレゼン」になります。
PCにプロジェクターを接続して投影しながらプレゼンを実施します。
聞き手が少人数の場合は、ノートPCを使って画面を見せながらプレゼンを実施することもできます。
ホワイトボードやフリップボードを使って行うプレゼンです。
デジタルとは別の雰囲気が感じられるものとなります。
プロジェクターで投影しながら、同時にホワイトボードにキーワードなどを書いて説明するプレゼンが、デジタルとアナログによるプレゼンです。
この方法は気持ちが切り替わる効果があって、使い方によっては効果的です。
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