箇条書きのレベルを変更して、階層構造を作ろう!
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レベルの上げ下げは、すなわちグループの上下関係を無意識的に見せつけるものです。レベルの変更手順を学びましょう。
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Step4-1-2 箇条書きのレベルを変更する

箇条書きを、1階層、2階層、3階層のように、複数のレベル(階層)で表現することはよく行われています。
1つの箇条書きの中にいくつかの項目が含まれているような場合は、複数のレベルの箇条書きにしたほうがわかりやすくなります。
レベルは、スライドに入力する箇条書きの大きさの違い(主従関係、階層関係)を示す言葉です。レベルを変更するとき、「インデント」という言葉を使うこともあります。
インデントとは、行頭を下げる(字下げする)という意味です。1階層目にある箇条書きは、インデントすることで2階層目になります。

PowerPointでは、簡単な操作でレベルを下げたり上げたりすることができます。また、PowerPointではレベルを下げると文字サイズが一回り小さくなるように設定されており、視覚的にも主従関係を表わせるようになっています。


レッツトライ! 箇条書きレベル変更

次のような箇条書きを入力しましょう。箇条書きを入力しながらレベルを変更します。

・エアコンの節電
・設定温度は28℃
・フィルターを2週間に1回清掃
・クールビズで快適に

①<クリックしてテキストを入力>をクリックし、「エアコンの節電」と入力します。

②Enterを押して改行します。

③<ホーム>タブを選択します。

④<段落>グループの(インデントを増やす)をクリックします。

2行目の箇条書きのレベルが下がります。

レベルの調整

⑤2行目に「設定温度は28℃」と入力します。
※数字は半角で入力します
※「℃」は「ど」で入力して変換します。

⑥Enterを押して改行します。
2行目と同じレベルの3行目の行頭にカーソルが移動します。

⑦「フィルターを2週間に11回掃除」と入力します・
※数字は半角で入力します。

⑧Enterを押して改行します。
3行目と同じレベルの4行目の行頭にカーソルが移動します。

⑨<段落>グループの(インデントを減らす)をクリックします。

4行目の箇条書きのレベルが上がります。
レベルの調整その2

⑩4行目に「クールビズで快適に」と入力します。
※プレースホルダ―以外の場所をクリックし、入力を確定しておきましょう。

レベルの調整その3

操作のポイント! PowerPoint2007とPowerPoint2010の違い

PowerPoint2007では、レベルを下げる(右側にずらす/階層を下げる/字下げする/インデントする)ことを「レベルを上げる」、レベルを上げる(左側にずらす/階層を上げる)ことを「レベルを下げる」という表現をしているので注意が必要です。

PowerPoint2010では、レベルを下げる(右側にずらす/階層を下げる/字下げする/インデントする)ことを「インデントを増やす」、レベルを上げる(左側にずらす/階層を上げる)ことを「インデントを減らす」という表現をしています。

操作のポイント! 入力済みの箇条書きのレベル変更


入力済みの箇条書きのレベルを変更することができます。

入力済みの箇条書きのレベルを変更する場合は、変更する箇条書きを選択して操作します。

操作のポイント! レベルの深さ

レベルは、3階層、4階層とさらに深めていくこともできますが、通常は3階層以内にとどめるようにします。

それ以上になると複雑な印象を与え、わかりにくくなります。

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